監修 「キッチン晴人」のオーナーシェフ 永井智一
サトイモのパルミジャーノフリッター
時間がたってもサクサクなのでお弁当にも。白身魚でもおいしいです!
材料 (1人分)
サトイモ3個
パセリ少々
塩少々
サラダ油適宜
衣
薄力粉1/2カップ
ビール1/2カップ
パルメザンチーズ大さじ2
作り方
サトイモは皮をむき、水大さじ1(材料外)を入れた皿に載せ、ラップフィルムを掛け軟らかくなるまで電子レンジで加熱する。
衣の材料をボウルに合わせ、ホイッパーでゆっくりと混ぜ合わせる。
(2)に粗熱を取ったサトイモを入れ、170度のサラダ油で揚げる。
油を切り、塩とパセリを振って出来上がり。付け合わせにラディッシュなど(材料外)。
サトイモの煮っころがし〜みそ風味〜
素揚げにするときはとにかくカリッと揚げること。
材料 (4人分)
サトイモ12個
スナップエンドウ4本
すりごま大さじ1
オリーブ油大さじ1/2
サラダ油適宜
合わせみそ
田舎みそ大さじ2
料理酒大さじ1
みりん大さじ1
砂糖大さじ1/2
おろしショウガ小さじ1
おろしニンニク小さじ1/2
おろしタマネギ小さじ1
作り方
サトイモは皮をむき、水大さじ1(材料外)を入れた皿に載せ、ラップフィルムを掛け軟らかくなるまで電子レンジで加熱する。
(1)の粗熱を取り、180度のサラダ油で素揚げにする。
ボウルに合わせみその材料を混ぜ合わせる。
フライパンにオリーブ油を熱し、合わせみそを入れ加熱し、(2)を入れ手早く絡める。
(4)を器に盛り、ゆでたスナップエンドウを散らし、すりごまを回し掛ける。
温野菜サラダ〜ニンジンドレッシングで〜
カルパッチョソースとしても、ゆでた豚肉などに掛けてもグッド。
材料 (1人分)
ニンジンドレッシング
米酢100ml
EVオリーブ油100ml
サラダ油100ml
すりおろしタマネギ1/2個
すりおろしニンジン1/2本
塩小さじ1
こしょう少々
しょうゆ大さじ1
温野菜
アスパラガス1本
ブロッコリー2房
カブ1/2個
ジャガイモ1個
ベビーキャロット2本
ミニトマト2個
作り方
ドレッシングの材料を混ぜ合わせる。
ジャガイモは下ゆでした後、素揚げにし、その他の野菜はそれぞれ沸騰した湯で歯応えが残るようにゆでる。
(2)を器に盛りカットしたミニトマトを飾り、ニンジンドレッシングを回し掛ける。
ニンジンの冷製ポタージュ
ゆでたジャガイモを合わせて温製ポタージュにしてもおいしいです。
材料 (4人分)
ニンジン1本
かつおだし1カップ
牛乳1/2カップ
生クリーム(35%)1/4カップ
塩適宜
こしょう適宜
EVオリーブ油少々
パセリ少々
作り方
ニンジンは皮をむき、一口大に切り、塩少々を入れた湯で軟らかくなるまで下ゆでする。
(1)をかつおだしと合わせミキサーでペースト状にする。
(2)に牛乳・生クリームを合わせ、塩・こしょうで味を調える。
パセリを散らし、EVオリーブ油を数滴掛けて出来上がり。
焼きなす茶そば
季節ごとにあしらう野菜を変えてサラダ風にしても楽しいです。
材料 (4人分)
ナス2本
梅干し4個
ミニトマト2個
ミツバ1把
茶そば200g
市販の麺つゆ適宜
わさび適宜
堅焼きせんべい1枚
作り方
ナスは縦に皮目に6~8本の包丁を入れ、焼き網で転がしながら強火で軟らかくなるまで焼き、氷水に素早く落とし熱いうちに皮をむく。
梅干しは種を取り包丁でたたき、ミニトマトは半分に切り、ミツバはさっとゆで、ざく切りにする。
大きめの鍋に湯(材料外)を沸かし、茶そばをゆで、ゆで上がったら素早く水洗いしてざるにあげる。
器に茶そばを盛り付け、2分の1に切った焼きなす、梅肉、ミツバ、ミニトマト、わさび、砕いた堅焼きせんべいをあしらい、麺つゆ(好みの濃さで)を張る。
ナスとザーサイの塩炒め
塩の分量はザーサイの塩気によって加減するといいあんばいになります。
材料 (4人分)
ナス6本
ザーサイ1瓶
ミニトマト4個
ニンジン適宜
インゲン8本
サラダ油大さじ2
塩少々
合わせ調味料
しょうゆ小さじ1と1/2
ごま油小さじ1と1/2
料理酒大さじ1
砂糖小さじ1/2
輪切りトウガラシひとつまみ
作り方
ナスは天地を切り落とし、ピーラーで皮をむき、縦に細切りにして、薄い塩水(材料外)に漬けてあくを抜く。
ザーサイは細切り、ミニトマトは半分に切り、インゲンはゆでて3分の1に切る。ニンジンは千切り。
フライパンを十分に熱しサラダ油を入れ、水気を切ったナスを強火で炒める。
(2)を入れ、塩少々、合わせ調味料を入れさっと炒める。
器に盛り出来上がり。
「キッチン晴人」のオーナーシェフ
永井智一(ながい ともかず)
1975年茨城県水戸市生まれ。高校卒業後、都内のすし店で修業後、帰郷し懐石料理を学ぶ。2013年12月に畑とつながるをコンセプトとした「キッチン晴人」をオープンし、地元農産物を生かした料理を提供中!
監修 鈴木麻友子
リンゴのレアチーズケーキ
リンゴの角切りを入れたレアチーズケーキです。シャキシャキとした食感が楽しく、チーズもしつこくなくてさっぱりといただけます。簡単に作れるリンゴのお花は華やかな印象ですから、おもてなしやお祝いなどにも最適です。
【18cm底抜け型1個分】
調理時間:40分
リンゴ1個
クリームチーズ200g
ヨーグルト200g
砂糖60g
レモン汁大さじ1
粉ゼラチン8g
水大さじ2
ビスケット100g
バター50g
(A)
レモン汁大さじ1
砂糖小さじ1
ミント適量
作り方
水に粉ゼラチンを入れてふやかしておく。
ビスケットをビニール袋に入れ、細かくなるまで砕く。バターを電子レンジ600Wで30秒ほど加熱して溶かし、ビニール袋に加えてよく混ぜ合わせ、型に敷き詰める。
ボウルに室温に戻したクリームチーズと砂糖を入れ、クリーム状になるまで練り混ぜる。ヨーグルト、レモン汁を加えてよく混ぜ合わせる。
(1)を電子レンジ600Wで30秒加熱して溶かし、(3)に加えて混ぜ合わせる。
リンゴの半分を5mm角に切り、半分をスライサーで薄くスライスする。スライスしたリンゴは耐熱皿に並べて(A)を掛け、ラップをして電子レンジ600Wで1分加熱する。
(2)に角切りにしたリンゴ、(4)を流し込み、冷蔵庫で冷やし固める。
(6)を型から外し、スライスしたリンゴをくるくる巻いて花のように成形して載せ、ミントを飾る。
サクランボムース
サクランボ色が優しいムース。サクランボの甘さを生かして砂糖は控えめに。ふんわりとした滑らかな食感の、ヨーグルトを使った爽やかな軽いムースですから初夏でもさっぱりといただけます。
材料【2人分】調理時間:30分
サクランボ60g
砂糖30g
レモン汁大さじ1
生クリーム100ml
ヨーグルト100g
粉ゼラチン4g
水大さじ1
ミント2枚
作り方
水に粉ゼラチンを入れふやかしておく。
サクランボの種を取り、粗みじん切りにする。鍋に入れ、砂糖を加え、中火で煮詰め、レモン汁を加えて粗熱を取る。
ボウルに(2)、ヨーグルトを入れ泡立て器で混ぜる。
(1)を電子レンジ600Wで30秒加熱して溶かし、(3)に加えて混ぜ合わせる。
生クリームを七分立てに泡立て、トッピング用にティースプーン2杯分を取っておく。
(5)の生クリームの半量を(4)に入れて混ぜ、残りの半量を加えてふんわりと混ぜ合わせる。
(6)をグラスに流し込み、冷蔵庫で冷やし固める。
(7)にトッピング用の生クリーム、ミントを飾る。
スイカシャーベット
夏の代名詞のスイカ。スイカのみずみずしい水分を生かして涼やかなシャーベットにしました。ひんやりと冷やしたチョコチップが、カリカリと食感のアクセントになっています。
材料【2人分】調理時間:15分
スイカ150g
砂糖30g
お湯大さじ2
レモン汁大さじ1
チョコチップ適量
作り方
お湯にレモン汁、砂糖を入れて溶かす。
スイカを角切りにし、種を取る。
ミキサーに(1)(2)を入れ、滑らかになるまで攪拌(かくはん)する。
(3)を容器に入れて冷凍庫で冷やし固める。途中で何度かかき混ぜる。
(4)を器に盛り、チョコチップを飾る。
「キッチン晴人」のオーナーシェフ 永井智一
新ジャガイモの梅煮
point
ジャガイモが平らに並ぶ鍋で調理すると、均一に味が通ります。
材料【4人分】
新ジャガイモ
(小芋)500g
梅干し5個
サラダ油大さじ1
合わせ調味料
料理酒1カップ
水1カップ
みりん1/2カップ
しょうゆ1/4カップ
砂糖大さじ5
作り方
塩少々(分量外)を入れた水から新ジャガイモを下ゆでする。串がスッと通るくらいまで火が通ったらざるにあげておく。
鍋にサラダ油を入れて熱し、下ゆでしたジャガイモを焼き色がつく程度まで炒める。
同じ鍋に合わせ調味料と梅干しを入れ中火で15分煮た後、強火にして煮汁に軽くとろみがつくまで(照りが出るまで)煮込む。
器に盛って出来上がり。
ジャガイモの洋風卵焼き
point
トマトとタマネギのみじん切りを付け合わせると一味違います!
材料【4人分】
卵3個
ジャガイモ
(厚さ5~8mm
にスライス)2個
タマネギ
(スライス)1/4個
ベーコン
(4等分)3枚
マヨネーズ大さじ1
粒マスタード適宜
オリーブ油大さじ3
塩適宜
作り方
直径18cmのフライパンにオリーブ油大さじ2をひき、ジャガイモ、タマネギ、ベーコンを入れ、弱火にかける。7~8分炒め煮にして火を通す。
溶きほぐした卵と(1)をボウルに入れて混ぜ合わせ、塩で味を調える。
フライパンにオリーブ油大さじ1を熱し、(2)を流し入れて底面を焼き固め、焼き色がついたら表裏を返す。フライパンより一回り小さいふたなどで上からぎゅっと押しながら底面を焼き固める。
(3)を8等分に切り分け、マヨネーズとマスタードのソースを添える。
料理研究家 波多野充子
イチゴのサンドイッチ
フレッシュなイチゴの甘酸っぱさが際立つ春のサンドイッチです。ヨーグルトにクリームチーズのこくと蜂蜜の甘味が加わり、何にでもよく合うクリームです。 今回はヘルシーな豆乳ヨーグルトを使いましたが、お好みのヨーグルトでどうぞ。
材料【2人分】1食当たり約422kcal
イチゴ(中)18個
8枚切り食パン4枚
豆乳ヨーグルト200g
クリームチーズ40g
蜂蜜大さじ1
作り方
ヨーグルトはざるにキッチンペーパーなどを敷き、冷蔵庫に入れて2~3時間水切りする。
(1)が130~150gになったらクリームチーズと蜂蜜を加え、よく混ぜ合わせる。
パンに(2)をたっぷり塗り、へたを取ったイチゴを載せてサンドする。パンを切ったとき、切り口にイチゴの真ん中が出るように配置するときれいに仕上がる。
ラップで包み、30分程度冷蔵庫でなじませる(急ぐときは省略)。
お好みでパンの耳を切り、4等分に切り分けて器に盛り付ける。
アスパラガスとネギのチーズ焼き
アスパラガスとネギという、2種の香りと食感が楽しめる一品です。アンチョビとチーズの塩気があるのでお塩は控えめにしましょう。パルメザンチーズを掛けると香りが豊かになりますが、なければピザ用チーズだけでもOK。卵はお好みの焼き加減でどうぞ。
材料【2人分】1食当たり約179kcal
アスパラガス(大)4本
ネギ1~2本
ピザ用チーズ50g
パルメザンチーズ少々
アンチョビ1片
卵1個
オリーブ油少々
塩・こしょう適量
作り方
アスパラガスは根元の堅い部分を切り、茶色いはかまを取る。ネギはアスパラガスと同じくらいの長さに切る。
アスパラガスとネギを塩少々を入れた熱湯で、3~4分ゆでて水を切る。
耐熱皿に薄く油をひき、アスパラガスとネギを並べた上にアンチョビを小さくちぎりながら載せる。
ピザ用チーズを全体に載せ、パルメザンチーズを掛ける。
卵を載せて、230度のオーブンあるいはオーブントースターで11~12分焼いて、こしょうを掛けて出来上がり。
赤丸かぶの千枚漬け
材料
赤丸かぶ1kg
塩大さじ2
コンブ10cm角2~3枚
ゆずの皮少量
赤トウガラシ2~3本
甘酢酢1カップ
砂糖1/2カップ
みりん大さじ3
砂糖1/2カップ
みりん大さじ3
漬け方
赤丸かぶは洗って皮をむき、1~2mm厚さ の薄い輪切りにする。
ボールに(1)のカブを入れ、ひたひたに水を注ぎ、分量の塩を加えてよく溶かして漬け込む、軽い重石をしておけば1時間ほどで、カブがしんなりとします。
カブがしんなりとしたら、ざるにあげて漬け液を捨てる。
容器に(3)を平らに並べ、昆布を敷き、ゆず皮の薄切り、種を抜いた赤トウガラシの小口切りを散らす。これを交互に繰り返して、容器に入れていく。
酢・砂糖・みりんを入れて火にかけ、50℃程度に温めて砂糖を溶かして、甘酢を作る。これを冷まして(4)に注ぎ入れ、押しぶたの上に、すぐ漬け液が上がってきます。
※翌日には味が染込み食べ頃になります。
赤丸かぶの昆布の酢漬け
材料
かぶ600g
塩大さじ2
コンブ10cm角
ニンジン1/3本
リンゴ1/2個
赤トウガラシ1本
ゆず又はレモン1個
調味液酢2カップ
砂糖2
みりん大さじ2
砂糖2
みりん大さじ2
漬け方
かぶは3mmの厚さの薄切りにして塩をまぶし、水をひたひたに加えて2時間漬ける。
コンブは細切り、ニンジンは千切り、リンゴは皮ごと4つ割りにして薄く切る。
ゆずは果汁を絞り、皮は薄切りに。
鍋に酢、砂糖、みりんを入れて50℃くらいに温めて砂糖を溶かし、(3)の果汁を加えて漬け液を作る。
容器に(1)(2)(3)の薄切り、赤トウガラシを入れ、(4)の漬け液を注いで漬ける。
※翌日には漬け上がります。
赤丸かぶの梅酢漬け
材料
赤かぶ600g
赤ウメ酢・酢格1/3カップ
砂糖大さじ2
みりん1/5カップ
漬け方
カブの葉・茎を切り落とし、皮をむいて格子状に深い切込みを入れ、これを4つに切る。
分量の赤ウメ酢を混ぜ、砂糖、みりんを溶かして調味液を作る。
容器に(1)を入れ(2)をひたひたに注ぐ。一、二度上下を返しておくと、次の日には赤く漬け上がります。
赤かぶら糠漬け
材料
干した赤かぶら10kg
漬物用塩干した赤かぶらの重量の6%
生糠1.2kg
赤ざらめ1/2カップ
赤トウガラシ10本
コンブ30cm
漬け方
干し赤かぶらをネット袋に入れ3~5日干します。(しんなりしてきたらOK)
大きな容器に分量の生糠、赤ざらめ、漬物用塩、赤トウガラシ、はさみで2~3cm幅に切った昆布を入れて全体をよく混ぜます。
漬物容器に(2)を2握りほど入れて平らにし、赤かぶらを並べていきます。中央にすき間ができたら(2)をつめ込みます。これの繰り返しで赤かぶらを並べていきます。
押しぶたをのせ、体重をかけるようにきっちり押し、赤かぶらの重量の2~3倍量の重石を乗せます。ほこりや虫が入らないようにビニール等で覆って冷暗所に置きます。
20~25日ほどたって、水が落しぶたの上まで上がってきたら、重石は10~12kgくらいのものに換えて漬けます。
1ヶ月ほどで浅漬けの味が楽しめます。塩分が薄いので2月末までには食べきったほうがよいでしょう。