概要

ごあいさつ

組合員・利用者の皆さまにおかれましては益々ご清栄のことと心よりお慶び申し上げます。

平素は、JA レーク伊吹の各事業運営に対しまして、格別のご理解とご協力を賜り、心から厚く御礼申し上げます。

さて、農業・農村・JA を取り巻く環境は大きく変化している中、25年ぶりに「食料・農業・農村基本法」の改正が通常国会で成立しましたが、世界的な物価高騰による生産資材価格の高止まりや、常態化する異常気象等により、多くの地域で営農継続に対する不安が拭えない状況です。当組合においても、組合員数が減少しており、組織・事業基盤の弱体化が懸念されます。

こうした状況を踏まえ、農家組合員の所得向上に向けて、需要のある農産物の「生産から販売まで」のマッチング強化に加え、生産資材や栽培技術、共同利用施設の有効活用による生産コストの抑制などを提案し、多様な担い手への営農継続支援に取組んでまいります。
さらに、加工業務用野菜を中心とした生産振興や、「北近江野菜」ブランドの確立による販売促進を通じて、農家所得の増大を図ってまいります。

このような厳しい状況の中、令和6年度決算は事業利益95百万円(前年対比150.6%)、当期剰余金1億53 百万円(前年対比118.2%)を計上することができました。

本年度は第9次中期経営計画の初年度として、組合員と地域にとってなくてはならない存在であり続けるため「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」として「組合員・地域とともに食と農を支える協同の力~ JA の使命を果たすための事業改革~」をテーマとして、全役職員一丸となり取組んでまいります。

組合員をはじめ地域の皆さま方のご健勝とご多幸をお祈り申し上げますとともに、なお一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げましてご挨拶とさせていただきます。

令和7年6月21日

  • 経営管理委員会 会長 中尾一則
  • 代表理事理事長 伏木衛

JAレーク伊吹の概要

JAレーク伊吹は、滋賀県の東北部に位置し、米原市と旧長浜市を管内としています。東には標高1,377mで県内最高峰の伊吹山、その南には霊仙山がそびえ、それを源とする姉川・天の川が琵琶湖に注ぎ、自然豊かです。また、伊吹山には薬草や高山植物のお花畑が広がり、三島池のマガモ、天の川などの特別天然記念物ホタルなど、貴重な動植物の宝庫でもあります。東海道と北陸路の分岐点として発展した米原は、伊吹もぐさで有名な柏原宿、ヤマトタケルの伝説が残る名水に梅花藻が踊る醒井宿など、今も当時の面影を残し旅人を迎えている歴史ある地域です。太閤秀吉が初めて城持ち大名となって開いた城下町、長浜は、現在でもその町並みを活かしてレトロな雰囲気に出会えます。ユネスコ無形文化遺産に登録された「長浜曳山祭」は町中を山車が巡行する姿を見ているだけでも、その美しさや迫力に心を打たれます。また山車の上で演じられる「子ども歌舞伎」は多くの人々を魅了します。

このように豊かな自然の中で水稲を中心に農業が営まれ、特産品としては、ひらたねなし柿や金太郎まくわ、赤丸かぶ、小菊などがあります。

設立 平成10年4月
沿革 滋賀伊吹農業協同組合、米原町農業協同組合、滋賀近江町農業協同組合、長浜市農業協同組合、神照農業協同組合が合併しレーク伊吹農業協同組合へ。
本店所在地 住所 〒521-0062 滋賀県米原市宇賀野280番地1
Tel 0749-52-6520(代表)
Fax 0749-52-6534(代表)
e-mail お問い合わせフォームへ
代表者 代表理事理事長 伏木 衛
出資金 18億28百万円
事業量 貯金 1,411億39百万円
貸出金 191億97百万円
長期共済保有高 2,521億58百万円
購買品取扱高 8億27百万円
販売品取扱高 13億25百万円
単体自己資本比率 25.45%
組合員数 12,108人
役員数 25人
職員数 172人
店舗・事業所 一覧表はこちらをご覧ください

(令和7年3月末)

経営理念

 組合員とともに農業・地域の未来を拓き、食と農を基軸として地域に根ざした協同組合の役割を発揮し、総合事業の展開により、心豊かに暮らせる地域づくりに貢献し、必要とされるJAを目指します。

経営方針

「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」として「組合員・地域とともに食と農を支える協同の力~JAの使命を果たすための事業改革~」をテーマとして、次の基本方針を掲げました。

  1. 地域農業継承への挑戦
    農家組合員の所得確保・増大に向けた取組みの実践や農村を維持する多様な担い手に対する営農継続の支援を実践します。
  2. JAの活動・事業を通じた仲間づくり
    組合員・利用者のくらしを軸とした総合事業の展開により、JA利用を通じた仲間づくりで、協同の力で豊かでくらしやすい地域共生社会の実現に貢献します。
  3. JAの使命を果たすための経営基盤の確立
    将来にわたってJAが使命を果たしていくための事業改革の実践として継続的な収支改善に取組みます。
  4. 将来を支える人財育成と働きやすい職場づくりの実践
    経営環境の変化に対応できる人づくりを行うため、人財を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、地域や組合員に必要とされる職員の育成に取組みます。

経営管理体制

 当JAは農業者により組織された協同組合であり、組合員の意思を広範に反映するとともに、業務執行を機動的に行うために、経営管理委員会を設置し、経営管理委員会が任命する理事が常勤して日常の業務に専念する体制をとっています。

 経営管理委員は、組合の業務執行にかかる基本的事項や重要事項を定めるほか、理事の業務執行の監督を行っています。また、信用事業について常勤理事のなかで専任担当を置くとともに、農業協同組合法第30条に規定する常勤監事及び員外監事を設置し、ガバナンスの強化を図っています。

ディスクロージャー

  • ディスクロージャー2023
  • ディスクロージャー2024
  • ディスクロージャー2025

JAレーク伊吹キャラクター「みのりちゃん」について

みのりちゃん

みのりちゃん お米がみのることからみのりちゃんと名付けられました。
生年月日 2008年4月1日
性別 不詳
性格 温厚・のんびり屋さん・子どもには特に優しい
特技 何も言わないが、お米についてすごく詳しいらしい
好きな食べ物 地元の農家さんが育てたお米や野菜など
みのりちゃんは… 人と触れ合うことが大好きで、子どもには特に優しいみのりちゃんです。“ごはん大好き!お米が一番”みんなでごはんを食べようとPRしています。みのりちゃんを見かけたら、手を振ってあげてください。